大企業の早期退職希望者を募っている件について思うこと
大手企業が続々と早期退職希望者を募っている。
最近朝の通勤電車に乗っていると本当に50代以上のおじさんばかりだと思っていた。
いわゆる団塊の世代だ。
その方々の恩恵があって日本は発展し今日があるのだが、やはり割合にして多すぎる。
そして若者が少なすぎる。
この募集は様々な意図があってのことだとは思うが、つまりはもう用済みということなのだろう。
もちろん新聞社などに勤めていた人は紙の媒体からWebメディアの方でまた新たに活躍され引っ張りだこの人もいるかもしれない。
けれど一つの時代が終わるのだと思う。
逆に氷河期世代に限っての採用をはじめた企業もまだまだ数少ないが出てきている。
失われた時代と言われたこの時期の人達は、仕事だけでなくたくさんの思い出を得ることができなかった。
気の毒でならない。
しかしこの世界はバランスでできている。これは物理の法則。
どっちが悪いとかではなく、必ずどっちかに偏ったエネルギーはゼロへ戻ろうと
バランスを取り始める。
そういう時期に来ているのかもしれない。
話は変わって、人生はすでに80年ではなくなり100年で考えないといけなくなった。
死ねない問題だ。
そして人間にとって一番の恐怖は暇だ。
しかしながら孫を育てたり、親の介護、また退職してから違う趣味に目覚めて..等
第二の人生を謳歌する人も多いだろう。
(実際に急に新しい天才的な才能に覚醒する人も多からずいて、その年齢の平均が47歳とも言われているから人間というのは不思議な生物だ。)
しかしながら見方を変えてみると、人生の前半に大体のイベント(結婚・子育て等)を終えてしまうとモチベーション続かず一気に老け込んでしまいはしないだろうか。
そもそも人間の体というのは実はそんなに劣化なんてしないんじゃないかとも思う。
寿命は老化で死期が訪れるのではなく、自分の人生における使命の様なものをやり遂げた時に寿命が終わるのではないか。
だから体が劣化するとはいわるゆる人間が作った思い込みにすぎない。
(30歳って言ったらこんな感じで50歳のイメージはこんなんで..等)
そもそもその雛形だって人生80年で作られたものだ。
もうすでに人間は20年長く生きようとしている。
だったら雛形もアップデートしなければいけない。
これからの時代に必要なのは知識でも技術でもない。
そんなもの1年で塗り替え、追い越されてしまう。
それよりもいかに柔軟に時代に合わせて切り替えて生きていけるかだ。
余談だが、年齢を理由に何かが出来ないと言ってる人は、きっと若い時に戻れて
結局できないし、やらない。
できないから年齢のせいにしているだけ。
そういう人は年齢だけじゃなく病気や、はたまた人のせいにする。
そうやってできない自分を正当化する。
話がそれたが、もう一度だけ言うと
「この世界はバランスでできている。」
どっちかに偏ったエネルギーは必ずゼロへ戻ろうと軌道修正をする時が来る。
特に令和(0ゼロ)の時代が始まった今の時代、その流れは急加速しており、
昨日までの常識が急に非常識になったりする。
今までの王道は急に通用しなくなる。
だからこそ逆に日の目を見なかった人にもたくさんチャンスがある。
だから自分を信じて頑張ってほしい。